★ 植木鉢の室内取り込みにより害虫が侵入する可能性があります ★
先日、観葉植物や蘭などの寒さに弱い植物の越冬対策について掲載
しました。
とあるブログで「高気密高断熱住宅でもコバエが発生するのか」を
テーマにしていましたが、誤解半分、正解半分と言ったところで
しょうか。
コバエ等の発生と「高気密高断熱住宅」とは無関係です。
しかし、屋外が寒くなっても、暖房する限り、室内がコバエ等の生育
し易い環境である点では正しいと思います。
室内に「観葉植物」があると癒されます。
しかし、「観葉植物」を育む植木鉢の土壌等が「虫」の巣窟になって
いる場合があります。
春から秋にかけて屋外で生育させていた場合は特に要注意です。
極力、サンルームまでに留めておきたい理由がここにあります。
でも、サンルーム内の寒暖差は20℃以上の日があり得ます。
このため、温度管理も疎かにはできません。
そこで、室内取り込みを意図した場合の対策について簡単に纏めて
みました。
※設置イメージです。
目論見としては、スタイロ断熱を追加しテラス設置しようと
したところ、「不細工」との声が・・・。
ブルーシートのイメージと被ったような気がします。
※消毒をして臭いが消えてから取り込みます。
【観葉植物等の土壌に発生し易い虫の代表例と対策】。
※これ以外の方法有り。
①コバエ・・・ダントツ粒剤又はオルトラン粒剤を散布。
※多分、これの発生が一番多い筈です。
コバエとしては6種類ありますが、室内では特に4種類
が多いようです。
②蟻・・・アリの巣ころりジェルを散布又はスミチオン乳剤を
薄めた溶液の中に鉢ごと浸す。
※後者は以前、実施したが臭いが長期間残るので注意が必要。
③ゴキブリ・・・ブラックキャップ等を使用。
④トビムシ・・・キンチョールを土にも噴霧。
⑤ナメクジ・・・ナメトールを使用。
以上のような方法が、ネット上に掲載されています。
でも、薬品は最小限の使用に留めたいですよね。
そこで、手抜き方法です。
【取り込み前に】
・室内取り込み前の2ケ月程度、プランター台や簡易温室に移動
させ、上記虫の発生有無を確認した上で最小限の対策を採る。
※表層土数cm程度を無機土等に取り換えるのがベストなよう
です。
【室内取り込み後の管理】
①散水は適度に。
※受け皿に水を溜めない。
②有機肥料は多用しない。
※コバエ等の餌になる場合があるので注意が必要。
③対象によっては、霧吹きで潤す。
<追記>
・SunhiroAさんからコメント頂いたように、土壌に限らず、葉や茎など
にも虫や虫の卵が付着している場合があります。
その対策も兼ねて、自然と住宅の中間地帯に2ケ月程度置いて
消毒してから取り込むようにしています。(10/9 6:20)
Amazonが提携企業とともにDRS(Dash Replenishment
Service;Dash補充サービス)と言う、洗剤やインクなどの
サプライ用品の自動補充サービスを開始するようです。
「インクが無くなったらA社からB社に乗り換えるぞ」と思って
いたらインク届いてしまいましたでは洒落にならないような。
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害虫の話も参考にさせてもらいます
昔、花屋さんから連れ帰った花の蘂を20~50倍で観察したことがあります。 季節は冬でした。 「動くものが居ない花」は皆無でした。