★ 客間復活? ロスガード90の騒音レベルが改善されました!! ★
昨日、一条工務店とダイキンさんの代理店の方が見えられて、対策を
実施して頂きました。
【実施した対策】
①ロスガード下部への防振ゴム設置(と水平微調整?)。
②モーター交換。
③熱交換エレメント交換。
【原因】
・特に説明は無し。
・部品の交換により改善されたので、部品レベルで何らかの不具合が
あったと判断するのが妥当。
【結果】
①音質は滑らかな回転音になった。
全熱交換時の「ウォン ウォン・・・」と言う唸り音は消滅。
※耳障りな不連続音が低減したため滑らかに聞こえると言うのが
妥当。
②全熱交換時、普通換気時ともに音質は同傾向。
③ロスガード90に隣接する客間での騒音レベルが改善された。
昨年実施して頂いたデッドニング直後よりも改善。
下記のように、ほぼ5dB低くなった。

※ただし、手持ちの騒音計による測定結果なので、プロ用機材を
用いた場合には、異なる結果となる場合もあり得る。
《参考データ》
・ロスガード90 (ダイキンのベンティエールVHV18A) の取説によれば、
入力90W、風量182㎥/hの際の運転音が36dB。
※使用風量は120~240㎥/hの範囲で調整可能で、運転音等も可変。
【その他】
・騒音源であるVHV18Aは風量に応じて騒音レベルが変化しますが、
それ以上の騒音レベルになるのは、配管等を流れる気流により発生する
振動(結果、固体振動音が発生)が原因だと思います。
・騒音や振動は、防音・防振という対処法より、騒音源・振動源で対策
する方が確実です。
・どうしても振動は伝わってきます。
カーペットを敷いて振動が低減することは確認しました。
ただ、騒音や振動は感じ方に個人差があるので、客間として使用できる
か否かは未確認です。
今回の対策前に、数回、宿泊客がありましたが、いずれも断られて、
別室に宿泊となりました。
・自室で発生する騒音と他の部屋で発生する騒音とで、「煩さ」の感じ方
にも違いがあり、自室外からの騒音は煩く感じ易くなります。
後者に関し日本建築学会の「建築物の遮音性能基準と設計指針」によれ
ば、
40dBで「多少大きく聞こえる」、
45dBで「大きく聞こえ、気になる」
となっています。
・高気密・高断熱住宅、外部からの騒音が聞こえ難い分、更に気になり
易い条件が揃っていることも一因でしょう。
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