★ エコのために高騰する電気料金 ★
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の杉山大志さんが電気料金
の高騰原因について寄稿していました。
原子力アレルギーの方は不快に感じるかもしれないと思いますが、廃炉
までの期間、稼働時同様に危険性が無い訳ではなく、また、技術者を
確保しておく必要があることを勘案すると一理はあると感じたので、要約
を掲載します。
いずれも『エコ』が関連する点は興味深いものがあります。
【電気料金の高騰はエコのせい】
①第1は「反原発」による原子力発電の稼働停止。
※原発を稼働し、販売電気全体の3割程度を担っていた九州電力と
関西電力では電気料金が低かった。

②第2は「再生可能エネルギーの大量導入」。
※「再生可能エネルギー賦課金」が上乗せされるため高騰。
③第3の理由は「天然ガス価格の高騰」。
※欧州が「脱炭素」のためとして石炭利用を止め、天然ガス開発を
止めたり、各国に圧力をかけてきたところにウクライナ侵攻があり、
ロシア以外からエネルギーを買い漁ったため、天然ガス、石油、
石炭のいずれの国際価格も暴騰。
負の政策は欧州、特にドイツ発に起因することが多いと感じます。
しかも変わり身の速さは凄いです。
内燃機関エンジンの高性能化やハイブリッド化で日本に出遅れて、
電気自動車(EV)に置き換える流れを作って日本メーカー潰しをし始め
ながら、それが不可能とわかった途端に擬似的にエコな燃料を用いた
内燃機関を維持するとか呆れるばかり。
さて、未だに再エネ偏重の日本、この先どうなるのでしょう?
宜しければご声援をお願いします。
にほんブログ村
一戸建て ブログランキングへ
- 関連記事
-
エコでクリーンなエネルギーではありますが、一旦事故が起こったり災害に遭うと人の力では制御不能になる危険と隣り合わせなのも事実ですね。
未だに解決できない福島の現状を見ると良しとは思えないのです。
狭い国にこれほどの原子力発電所があるのは、他では見られないと思います。
こう考えるのはやはりアレルギー症状かしら。