★ 一条工務店オリジナルサッシの暑さ対策も外部遮熱が基本 ★
本日も朝から蒸し暑い日でした。
夕方近くに一雨降り、多少は涼しくなりました。
昨日の記事に対して壁の色の違いによる影響についてをご質問頂き
ました。
外壁面で温度差が生じるだけでなく、構造や断熱材によっても異なり
ますが、影響はあると思います。
さて、サンルームに面した掃き出し窓の構造・断熱性能によって屋外
側と屋内側間で熱が移動し(伝導し)、障子枠(窓枠)の温度が上昇し、
冷房効果に悪影響を与えているので、改善策を模索中です。
昨日は色の違いによる影響を調べました。
しかし、障子枠(窓枠)の色を変更するのは他の箇所との調和を考慮
すると躊躇してしまいます。
窓まわりの暑さ対策は外部遮熱が基本です。
そこで、洋風タテスを設置している掃き出し窓近辺の外壁温度を計測
し、外部遮熱の効果を再確認しました。
見た目には日陰になっている部分の陰は同等と感じました。
しかし、実際には異なっていました。

タテスの陰になる部分の表面温度は37.5℃前後でした。

ところが、タテスの陰にならない壁面の表面温度は41.8℃前後と4.3℃
前後高くなっていました。
当然ながら、直射光の当たる部分との温度差は更に大きくなります。
この点に関してはサンルーム内でも同一の傾向にあると推定されます。
サンルームに面した掃き出し窓は暑さだけが問題になるのではあり
ません。
北関東の冬の夜は晴れた日が多いため、放射冷却によりサンルーム
内の気温が外気温より低下するだけでなく、掃き出し窓も放射冷却の
影響を受けて冷えます。
その結果、室内側から熱が奪われます。
夏だけでなく冬にも効果が期待できる方法での対策を考えています。
【目標とする遮熱対策の着地点】
①設置の容易性確保。
②サッシフレームや障子枠(窓枠)は原状維持。
③夏だけでなく、冬にも効果を確保。
宜しければご声援をお願いします。
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