★ 太陽光バブルその後に(続編)-太陽光パネル廃棄費用の積立 ★
形あるもの、いずれは廃棄しなければならない時期が到来します。
太陽光パネルも例外ではありません。
本年6月28日付けの経産省・エネ庁の資料に詳細が記載されていました。

有害物質を含むことのある太陽光パネルの廃棄は、FITで得られた
ものの中から廃棄等費用の計上(積立て)を期待していると言うことです。
※詳しくはリンク先の資料をご確認下さい。
以前より審議されている事項なので新しいものをリンク。
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/community/dl/03_03.pdf FIT導入時点で本来整備しておかなければならなかったことが未解決。
より早く法律面も含めて整備を急ぎ、後々問題とならないようにして頂き
たいものです。
【エネ庁懸念事項】
・太陽光パネルには有害物質(鉛、セレン等)が含まれていることもあり、
発電事業の終了後、太陽光発電設備が、放置・不法投棄されるのでは
ないかを懸念。
【太陽光発電設備の廃棄処理の責任】
・排出者(太陽光発電事業者、解体事業者等)。
【FIT法で期待している廃棄に向けての積立て】
・廃掃法等に基づく適正処理を促すため、調達価格の中で廃棄等費用
の計上を期待。
※廃掃法:廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)
【現状】
・発電事業者が、FIT調達期間終了後(運転開始20年後)に備えて
積立てを義務化したものの、低圧の小規模事業を中心に実施率が
低い(83%)。 ※低圧:20Kw以上~50Kw未満のもの(このケースで)。
いずれは来る可能性の高いことへの備えは必要でしょう。

寒いせいか、開花が進みません。
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