★ 墓じまい ★
昨日のブログで「仕舞う」に対して質問を頂きました。
出席した法事の際にちらりと聞いた程度ですが、例示を交えて
簡単に説明します。
例えば、未来永劫、子々孫々に至るまでずっと同一の地域に
居住できるような場合には、「お墓」を子々孫々が守れます。
しかし、親がはるか遠くに転居して、転居先で子供が誕生した
とします。
親にしてみれば高齢化により、故郷に残した「お墓」にお参り
したり「守る」ことが、困難になります。
また、子供の生活基盤は既に転居先や更に別の転居先にある
かもしれません。
そのような場合、子供は親の故郷との繋がりは無くなっており、
「お墓」へのお参りや「守る」と言うことは困難になります。
この種のケースが増えてきていると伺いました。
このような場合、親が何とか動けるうちなどに、親の故郷の
「お墓」をたたむのが「墓じまい」です(だそうです)。
住宅が空家になりそうな場合に、住宅を取り壊したり、植栽を
撤去して更地にするのと同じイメージです。
親の親戚との話し合い、「お墓」の所在する自治体への届け出、
菩提寺との話し合いやお布施、お墓の撤去等、もめ事が起き
ないようにする必要があるので、高齢化する前に身辺の事情に
応じて見直すことが重要だと感じました。
住居を新築する際には、
①新築費用
②メンテナンス費用
に加えて
③お墓の費用(メンテナンス費用含む)
④住宅の撤去費用、更地にする費用
⑤墓じまいの費用
など、トータルで計画する必要があると感じています。
ネットでお参りできるようなサービスはありますが、どこまで
の範囲でカバーできるかは分かりません。
変な話題にお付き合い頂き感謝致します。
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実際に そうしてる方 多いのではないでしょうか。
ここ数年でそういう方にお目にかかりました。
故郷の高知では嫁いた妹たちしか残っておらず、
墓守するのは自身なので、体力のある今のうちに墓を上京。
空家問題と同様に、避けて通れない問題ですね。