★ 電気料金が毎年値上げされていることに気付いていましたか? ★
先日、東電の検針票「電気ご使用量のお知らせ」が郵便受けに
入っていたので、2014~2016年度のデータを分析してみました。
利用時間帯別の電気使用比率の推移はほぼ変化無し。
今シーズンは寒かったせいか、残念ながら微増。
しかし、使用量総計の伸び率を超えて、金額の伸び率は増加。
内訳を見て原因が判明しました。
再エネ発電賦課金の値上げです。
この
再エネ発電賦課金が固定価格買取制度(FIT)の交付金となって
いますが、
2012年度からだと10.23倍にもなっていました。
【再エネ発電賦課金の推移】
※2012年7月から固定価格買取制度(FIT)がスタート。
年度 単価 値上率 対前年比
2012年度 0.22円/kWh - -
2013年度 0.35円/kWh 1.59倍 1.59倍
2014年度 0.75円/kWh 3.41倍 2.14倍
2015年度 1.58円/kWh 7.18倍 2.11倍
2016年度 2.25円/kWh 10.23倍 1.42倍
※再エネ発電賦課金は使用量に応じた従量制。
固定価格買取制度(FIT)が続く限り、この先も電気料金の値上げが続きます。
恩恵を受けられる方ばかりではないので、一種の不公平税制。
しかも、「増税」です。

ただし、
電気料金値上げの可能性はこれに限りません。
先日、群馬地裁で賠償訴訟の判決が出ましたが、昨年末に
経産省の東電委員会(通称)が賠償費用等を託送料金相当額
に含ませる案を出しています。
※
結論がどうなったかは不明。
※
託送料金とは、送配電網の利用料金を意味します。

検針票の裏面↑に、これらを含む金額が記載されている場合
があるので、時々目を通しておいた方が良いと思います。
ただし、
他の情報と照らし合わせないと分かり難いようになって
います。
※案では託送料金相当額に賠償費と廃炉費を電源開発促進税に
中間貯蔵施設の建設費を含ませるようになっていました。
宜しければご声援をお願いします。
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